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2012年12月8日土曜日

今の生活の危うさ 仕事と家族(下)

前のエントリの続き。
家族に不調が起きた時に、今の生活を維持するのはかなり困難なことが判明。
家事分担の比率が大きくなるのに応じて、仕事に割ける時間が少なくなる。
両立は家族と会社の理解があって初めて成立するんだな。


遅刻、外出、定時上がり

普段は9:00~22:00が通勤時間を含めた仕事時間。
ウィークデーは家では飯食って寝る、くらいしかしていないのだが
有事となったために否応なく家事をせねばならなくなった。

家事の主な内容は前エントリに書いたが、これをこなした上で通院送迎、幼稚園送りを行うので
出勤時刻には間に合わない。
また、幼稚園は昼過ぎに降園になるので、迎えに行くために一時外出。
帰ってきても夕食と風呂を準備しないといけないので、終業定時で上がる。
普段の仕事がこなせるはずもなく、消化不良のまま帰宅し、
深夜の空き時間にメールチェックや仕事のアイデア練りをしたりする。

頼める仕事は他の人に頼んで何とかなったが
(そもそも仕事である以上、一人が抜けたくらいで滞ってはいけないw)、
仕事をしたと言うよりも顔だけ出しましたという感じで終わってしまう。
仕事と家庭を両立している人たちはこんなに大変なのか。

自分の焦りとは裏腹に、会社のメンバーにはお見舞いの言葉をもらい、ありがたかった。


子ども連れ出勤

ただどうしても都合がつかず、やむを得ず子どもを連れて出勤した。
大きな会社では有り得ないことかと思うが、田舎の小さい会社であることもあって
社長始め、みんなに温かい言葉をかけてもらえた。

会社に連れてってもいいだろうか。それとも休みをもらってしまった方がいいだろうか。
やや葛藤があったのだが、結局連れて行くことにしたのは
自分の中でも「多分OK」という半ば確信と、そうであって欲しいという希望があったからだ。

NHKのプロフェッショナルで宮崎駿監督の密着取材をした、荒川ディレクターだったと思うが
家庭の事情と取材の特性上、赤ん坊を背負ってジブリに取材に行ったことがあったとか。
宮崎駿監督は喜んでくれたらしい、という話を聞いたことがある。
務めている会社はジブリのような会社ではないが、できれば似たような対応をして貰いたかった。
そして実際に自分の望んだイメージのとおりの対応をしてもらえたのだった。

また、上司(ボス)の言葉が何よりありがたかった。
「グーグルなんて犬連れてきていいんだよ?!(子どもの一人くらいOKだ)」
「大会社なら有給にして休んでもらえるのだが、(人数の都合で)そうもいかない。申し訳ない。」
「柔軟に対応できるのが中小企業の利点。(毎日は困るが)一時的に子どもが居ても構わない。」
こういうちょっとした言葉やフォローをもらえる良い上司の存在は貴重だ。

子どもは託児所や一時保育に預けたほうが仕事に集中できる、というのはもっともであるが
今回のような時に子どもが居てもいいよ、と言ってくれる職場環境のほうが性に合っている気がする。


仕事は独りでするものでないし、その人だけでなく家族まで関係が絡むことが多いかと思う。
中小企業であれば特に顕著に現れるそんな関係を理解して、実践してくれる会社がどれくらいあるだろう。
仕事は辛いことが多いけど、ツッパらないで仕事が出来る環境に感謝。